家族みんなが心地よく過ごせる夏休みの空間づくりのヒント〜お互いを思いやる環境設計〜

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こんにちは、エンパスママLaboの由美です。

前回は個人的な空間づくりについてお話ししましたが、今回は家族全体で取り組める空間づくりについて考えてみたいと思います。夏休み中、みんなが同じ屋根の下で過ごす時間が長くなるからこそ、お互いを思いやる空間設計が大切になってきます。

目次

なぜ「お互いを意識した」空間づくりが必要?

エンパス気質の方なら、きっと経験があると思います。家族の誰かがイライラしていると、なぜか自分まで落ち着かなくなってしまう感覚。これは決して気のせいではありません。私たちは無意識のうちに、周りの人の感情やエネルギーを受け取ってしまうのです。

だからこそ、家族みんなが心地よく過ごせる空間を意識的に作ることで、結果的に自分自身も楽になれるのです。

家族で実践できる空間づくりのアイデア

1. 「静かな時間」と「にぎやかな時間」をゾーニング

時間軸での空間づくり

  • 午前中は静かな活動タイム(読書、お絵描き、パズルなど)
  • 午後は活発な活動タイム(ゲーム、工作、体を動かす遊びなど)
  • 夕方以降は穏やかなタイム(音楽鑑賞、お話、静かな遊びなど)

このように時間帯によって空間の使い方を変えることで、それぞれの時間に適した雰囲気を作り出せます。

2. 家族会議で「快適ルール」を決める

みんなで話し合って決めるルール例

  • 大きな音を出したい時は事前に声をかける
  • 一人になりたい時のサインを決める(例:お気に入りのクッションを抱える、帽子をかぶるなど)
  • 共有スペースの使い方(テーブルの使い方、テレビの音量など)

子どもたちも含めて話し合うことで、お互いを尊重する意識が生まれます。

3. 「感情の見える化」で空間の雰囲気を共有

家族の気持ちボード 玄関や冷蔵庫に、家族それぞれの今の気持ちを表す簡単なマグネットやカードを貼れるボードを作ってみましょう。

  • 元気いっぱい(緑)
  • 普通(黄色)
  • ちょっと疲れ気味(オレンジ)
  • そっとしておいて(赤)

これにより、言葉にしなくても家族の状態が分かり、適切な距離感を保てます。

4. 自然の力を借りた空間づくり

植物や自然音の活用

  • 各部屋に小さな観葉植物を置く
  • 風鈴や水の音など、自然の音を取り入れる
  • 天然のアロマオイルで、時間帯に合わせた香りづくり

自然の要素は、空間全体のエネルギーを優しく整えてくれます。

空間づくりで大切にしたい3つの視点

1. 柔軟性を保つ

完璧なルールよりも、その日の状況に合わせて調整できる柔軟さを大切に。

2. 全員の参加

誰か一人が頑張るのではなく、家族みんなで作り上げていく意識を。

3. 小さな変化を積み重ねる

一度に大きく変えようとせず、少しずつ心地よい変化を重ねていく。

夏休み明けに向けて

こうして意識的に空間づくりに取り組むことで、夏休み中だけでなく、普段の生活でも活かせるスキルが身につきます。家族それぞれが自分の感情や状態を大切にしながら、同時に周りの人への配慮も持てるようになる。これは、エンパス気質の子どもたちにとっても、とても大切な学びになるはずです。

おわりに

空間づくりは、決して一人で背負うものではありません。家族みんなで協力し合いながら、お互いが心地よく過ごせる環境を作っていく。そのプロセス自体が、家族の絆を深める貴重な時間になるのではないでしょうか。

この夏休みが、みなさんご家族にとって心穏やかで充実した時間となりますように。


エンパスママLabo 由美

P.S. 空間づくりを実践してみて感じたことや、工夫していることがあれば、ぜひ教えてくださいね。みんなでアイデアを共有しながら、より良い環境づくりを目指していきましょう。

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