第3回:相手の靴を履いて歩いてみる~共感の力~

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こんにちは、エンパスママラボです。

これまで「理解する」ことの難しさと、「聴く」ことの大切さについてお話ししてきました。今回は最終回として、「共感」について一緒に考えてみましょう。

「同情」と「共感」の違い

よく混同されがちですが、「同情」と「共感」は違います。

同情は「かわいそうだな」と相手を上から見下ろすような感覚。でも共感は、相手と同じ目線に立って、その人の気持ちを感じようとすることです。

相手の靴を履いて歩いてみる

アメリカの言葉に「Walk in someone’s shoes(誰かの靴を履いて歩いてみる)」という表現があります。これは、相手の立場に立って物事を考えてみる、という意味です。

例えば、子どもが宿題をなかなかやらないとき。ママの立場からは「なんでやらないの!」と思いがち。でも、子どもの靴を履いて考えてみると?

「今日は算数が難しくて分からなかった」「友達と遊びたい気持ちが強い」「疲れている」など、違う景色が見えてくるかもしれません。

エンパスの共感力を上手に使う

エンパス体質の方は、もともと共感力が高い方が多いですよね。でも、その力を上手に使うコツがあります。

相手の感情を感じ取ったら、一度深呼吸

「これは相手の気持ち?それとも私の解釈?」と自分に問いかけてみる。感じ取ったことを、そのまま事実だと思い込まないことが大切です。

「どう感じているの?」と確認する

感じ取ったことがあっても、相手に直接聞いてみる。「なんだか疲れているように見えるけれど、どう?」「何か心配事がある?」

この一言で、相手は「気にかけてもらえている」と感じ、本当の気持ちを話してくれることが多いんです。

完璧な共感を目指さない

大切なのは、完璧に共感することではありません。

「あなたの気持ちを理解したいと思っている」「あなたのことを大切に思っている」その気持ちが伝わることが一番大事なんです。

時には「よく分からないけれど、辛そうだね」「私には想像できないけれど、大変だったね」と正直に伝えることも、立派な共感です。

自分の心も大切に

共感力の高いエンパスママは、相手のことを思いすぎて自分の心が疲れてしまうことがあります。

相手を理解しようとする優しい気持ちを大切にしながらも、時には「今日はちょっと疲れているから、明日聞かせて」と自分の気持ちも大切にしてくださいね。

「理解する」ことは愛情表現

この3回のシリーズを通してお伝えしたかったのは、「理解する」ことは最高の愛情表現だということです。

完璧に理解できなくても、理解しようとする気持ちがあれば十分。その気持ちは、きっと大切な人に伝わります。

今日も、家族の話にそっと耳を傾けて、相手の立場に立って考えてみませんか?小さな理解の積み重ねが、きっと家族の絆を深めてくれるはずです。

エンパスママラボでは、これからも敏感

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