こんにちは、エンパスママLaboの由美です。
今日は時々聞かれる質問の一つ、「子どもが友だちとの関わりで興奮してきたときの対応」についてお話しします。
よくある場面
公園で友だちと遊んでいるとき、お友だちの家に遊びに行ったとき、学校から帰ってきて友だちの話をするとき…子どもたちは友だちとの関わりの中で、時として予想以上に興奮状態になることがありますよね。
「もう帰る時間よ」と言っても聞かない、声が大きくなってしまう、体が落ち着かない、そんな様子を見ていると、ママとしてはどう対応したらいいか迷ってしまいます。
なぜ子どもは興奮するの?
まず理解しておきたいのは、子どもにとって友だちとの時間は特別だということです。
- 楽しい刺激がたくさん:友だちとの遊びは予測不可能で、新しい発見がいっぱい
- 感情の発達過程:まだ自分の感情をうまくコントロールする力が育っている最中
- 社会性の学び:友だちとの関わりを通して、人間関係を学んでいる大切な時期
つまり、興奮すること自体は自然で健全な反応なのです。
エンパスママの視点から
エンパス気質を持つ私たちは、子どもの興奮状態を敏感に感じ取ってしまいがちです。時には子どもの感情に巻き込まれて、一緒に焦ってしまうこともあるでしょう。
でも、だからこそ私たちにできることがあります。
実践的な対応方法
1. まずは深呼吸を
子どもの興奮に合わせて自分も慌てる前に、まずは深呼吸。ママが落ち着いていることが、子どもにとって安心の基盤になります。
2. 気持ちを受け止める
「楽しそうだね」「○○くんと遊べて嬉しいんだね」 まずは子どもの気持ちを言葉にして受け止めてあげましょう。
3. 体の感覚に注目
「心臓がドキドキしてるね」「体が熱くなってるかな?」 興奮している時の体の感覚を一緒に確認してあげることで、子ども自身が自分の状態に気づけるようになります。
4. 静かな環境づくり
可能であれば、刺激の少ない静かな場所に移動。照明を少し暗くしたり、騒音から離れたりすることで、自然と落ち着きやすくなります。外にいれば日陰のあるところ、水で手を洗うとか、室内に入れば人が少なめなところとか。
5. リズムを使う
ゆっくりとした深呼吸を一緒に、優しく背中をトントンと叩く、静かな音楽をかけるなど、規則的なリズムは心を落ち着かせる効果があります。
長期的に育てたい力
感情の言語化
「嬉しい」「興奮してる」「ワクワクする」など、自分の感情に名前をつけられるよう日頃から会話の中で意識してみましょう。
セルフレギュレーション
「ちょっと興奮しすぎちゃったから、少し休憩しようか」と、自分で調整する力を育てていきます。
友だちとの適切な距離感
興奮しすぎて友だちを困らせてしまわないよう、相手の気持ちも考えられるようサポートしていきましょう。
ママへのメッセージ
子どもが興奮することは成長の証。完璧に対応しようと思わず、「今日はこんなふうに対応してみよう」と実験する気持ちで接してみてください。
エンパス気質のママだからこそ、子どもの繊細な感情の変化に気づき、寄り添うことができるのです。その特性を生かしながら、子どもと一緒に成長していけばいいのだと思います。
今日の内容はいかがでしたか?子育ては毎日が学びの連続ですが、一人で頑張らず、一緒に歩んでいきましょう。
何かご質問があれば、いつでもコメントでお聞かせくださいね。
エンパスママLabo 由美