その疑問、とてもよく分かります
エンパスママラボの代表、由美です。
「自分を大切にしましょう」「自分を労わってください」そんな言葉をよく聞きますが、実際に何をすればいいのか分からない。そんな声を、私はたくさん聞いてきました。
特に、感受性豊かなあなたは、他人のことを考えるのは得意でも、自分のことになると「何をすればいいの?」と戸惑ってしまうかもしれません。
今日は、そんなあなたと一緒に、「自分を大切にする」ということについて、優しく考えていきたいと思います。
自分を大切にするって、実はこんなこと
「自分を大切にする」と聞くと、エステに行ったり、高いものを買ったりすることを想像するかもしれません。でも、本当はもっともっと身近で、もっともっと優しいことなのです。
自分を大切にするということは、まず「自分の気持ちに気づく」こと
朝起きたとき、「今日はどんな気分?」と自分に聞いてみる。 疲れているときに、「ああ、疲れているんだな」と認めてあげる。 嬉しいときに、「嬉しいな」と素直に感じる。
これだけでも、立派な自分への思いやりなのです。
感受性豊かなあなたの「大切にする」は特別
エンパス傾向を持つあなたは、他人の感情を自分のもののように感じてしまいます。だからこそ、「これは私の気持ち?それとも誰かの気持ち?」を区別することが、とても大切な自分ケアになります。
今日から始められる「気持ちの整理」
- 心がざわざわしたら、「今、誰といた?何を見聞きした?」と振り返る
- 「これは私の心配?それとも相手の心配?」と自分に問いかける
- 「私の気持ちは、実はこうなんだ」と見つけてあげる
これは、あなたの心を守る大切な練習です。最初は難しくても、少しずつできるようになります。
小さな「好き」を大切にする
自分を大切にするということは、自分の「好き」を知って、それを大切にすることでもあります。
あなたの「好き」はどんなもの?
- 朝のコーヒーの香り
- 静かな音楽
- 柔らかいタオル
- 家族の笑顔
- 本を読む時間
- 散歩中に見つけた花
- お風呂にゆっくり入ること
- スイーツを食べる
- 花を一輪買う
- ペットとの癒しの時間
どんなに小さなことでも、あなたが「好き」「心地いい」と感じることは、すべてあなたの心を育む大切な栄養なのです。
「ダメな私」も受け入れる優しさ
自分を大切にするということは、完璧な自分を作ることではありません。「今日は調子が悪い私」も「イライラしている私」も、すべてひっくるめて受け入れることです。
自分への優しい言葉かけ
- 「今日は疲れているから、無理しなくていいよ」
- 「イライラしてしまったけど、人間だから仕方ないよ」
- 「完璧じゃなくても、今日もよく頑張ったね」
- 「あなたはあなたのままで、十分素敵だよ」
これらの言葉を、親友に言うように、自分自身にも言ってあげてください。
今日から始める小さな実践
今日は、これまでお話ししたことの中から、一つでいいので試してみてください。
今日のチェックリスト
□ 自分の気持ちに「今、どんな気分?」と聞いてみる □ 小さな「好き」を一つ見つけて、それを味わう □ 自分に優しい言葉を一つかけてあげる
どれか一つでもできたら、それは大きな一歩です。自分を褒めてあげてください。
最後に
「自分を大切にする」ということは、決して難しいことではありません。特別なことをする必要もありません。
ただ、自分の気持ちに気づいて、自分の「好き」を大切にして、自分に優しい言葉をかけてあげる。それだけで、あなたは十分に自分を大切にしているのです。
あなたの感受性は、決して重荷ではありません。それは、この世界があなたに託した、特別な贈り物なのです。
今日も、あなたが自分を大切にする、優しい一日になりますように。
エンパスママラボ代表 由美